アフターケアについて
インプラントにはメンテナンスが要ります。手術が終わればそれで治療終了、というものではありません。
インプラントにはメンテナンスが必要
インプラントは、人体にとっては異物。周辺組織の免疫力はどうしても下がってしまいます。
そのため、もしそこが歯周病菌に侵されてしまうと、天然歯の場合よりも重症化する可能性が高くなってしまうのです。
これを防ぐためにも、日々正しい歯磨きを心がけ、プラークコントロールを怠らないようにしなければなりません。インプラントと長く付き合うために何より大切なことは、毎日のブラッシングです。
とはいえ、毎日正しいブラッシングをしていても、磨き残しは必ずあります。定期的に検診を受け、周辺組織に炎症はないか、上部構造が緩んでいないか、など、細かな点をチェックしてもらうようにしましょう。
メンテナンスの頻度
メンテナンスの頻度は、かかる歯科医院によって多少異なります。そこで、当サイトで取り上げた大阪の各クリニックを例に、一般的な期間をみてみましょう。
多くのクリニックでは、手術後最初の1年間は3~4ヶ月に1度、2年以降は、1年間に最低1度はメンテナンスを受けるよう推奨しています。
とくに、きちんと噛めるようになってからの1年以内はもっとも問題を起こしやすい時期。面倒がらずにきちんと通院し、噛み合せ異常や清掃状態の確認をしてもらうようにしましょう。
また、クリニックの方針だけでなく、日ごろのブラッシングによっても、メンテナンスの頻度は変わってきます。
せっかく安くはない費用をかけたのですから、正しいブラッシングを身につけ、歯周病や虫歯の予防に努めることが重要です。